DigitalAsset社Damlは、非ブロックチェーン｜スマコン
DigitalAsset社
DAML＝デジタル・アセット・モデリング・言語
各国、中央銀行（ドイツ銀行など）で証券システムなどに採用されている
非ブロックチェーン型の、スマートコントラクトプログラミング言語
DAML＝資産のデジタル化（スマコンによる自動化）を非ブロックチェーンで実現することができる、プログラミング言語 の１つ
非ブロックチェーンの分散システムで動作する
スマートコントラクト言語
DAMLは、抽象的なDAML元帳で動作するスマートコントラクト言語です
2017年頃まで、『ブロックチェーン＝スマートコントラクト＝暗号資産』として、コンシューマレベルでは一括りにされがち。
しかし、企業（ビジネス）レベルでは、分散システム上の抽象的な元帳上に、デジタル表現の資産を発行する（デジタル資産）
＝非ブロックチェーン型の分散元帳で
スマートコントラクトが動作する
ドイツのデジタル証券ポストトレードプラットフォームD7など、金融機関のビジネスレベルで、分散システムによる抽象元帳の高速処理・更新をサポート。
つまり…、
ビジネス向けの分散型システムでは
ネイティブなデジタル資産を必要とせず
超効率の抽象的な元帳を実現できる
ブロックチェーンを必要としない
ビジネス向けの超効率分散システム元帳
DAML: 分散型台帳の契約言語
2019年９月
既存金融の問題点を解決するDAML
金融業界では、それぞれの金融機関で独自の内部システムを持ちすぎている（相互運用性がなく、２国間調整が必要）
もちろん、各企業が表示を許可されているものだけを表示できるようにフィルタリングされています。このメンタル モデルにより、分散台帳は 2 つの主な方法でこれらの問題に対処できます。1 つは、さまざまな企業の台帳を取引ごとにリアルタイムで照合し、1 つの共有データベースで各企業の正確な位置をいつでも表示できるようにすることです。
2番目の利点
2 番目の大きな利点は、分散台帳によって新しいワークフローの展開が軽量プロセスに変換されることです。このデータベースに新しいテーブルとストアド プロシージャを追加するだけで、新しいワークフローを提案する企業を想像してみてください。
つまり、SaaS (サービスとしてのソフトウェア) 企業が機能を継続的に展開するために現在行っていることと同じようなことを行うことになります。
これにより摩擦が軽減され、その結果、既存のワークフローが新しいワークフローの構成要素となるため、イノベーションのペースが速まります。 明確にするために、大規模なテクノロジー企業がインフラストラクチャを使用して俊敏性を高める方法を考えてみましょう。現在、そのほとんどは、中央コード リポジトリと CI/CD [継続的統合/継続的デリバリー] システムを含む、論理的に集中化されたインフラストラクチャを備えています。
これらのアイデアを業界レベルまで拡張できれば、ワークフローをスマート コントラクトとして展開し始めることができ、一度だけ作成してその後は誰もがその上に構築できるようになるため、各組織に任せて作成するよりも明らかに効率的になります。
つまり…、
独自のシステムを持つのではなく
分散システムとして共通化することで
SaaSのように効率化できる
ブロックチェーンがビジネス取引に適さない理由
2 番目のことは、この問題は業界で広く認識されていないと思いますが、SLA (サービス レベル アグリーメント) の独立性、またはコンピューター サイエンスの用語での活性化と関係しています。これは、複数パーティのワークフローでは、1 つのパーティによるシステムのダウンタイムによってプロセス全体が滞ることが望ましくないことを意味します。
たとえば、取引所で買い手と売り手が一致すると、執行と呼ばれます。――それは法的拘束力があります。ここで、ほとんどのブロックチェーンが使用しているモデルを採用しようとすると、取引所は複数当事者の署名ワークフローでトランザクションを調整することによって取引を報告することになります。
取引を承認するには、取引所、買い手、売り手の少なくとも 3 つの異なる当事者が署名する必要があります。そして実際には、常に 3 つ以上の当事者が存在します。実際には、さまざまな清算参加者やカストディアンなど、少なくとも 7 つの異なる当事者が各取引執行トランザクションに署名する必要があります。
DAMLではブロックチェーンのデータ構造自体は使用しない
ブロックチェーンのデータ構造自体は使用しません。現時点でのブロックチェーンは主にトークンを使用して動作します。ビットコインであろうとイーサリアムであろうと、何であろうと、彼らは本質的に第一級市民であるトークンを使用します。
しかし、そのモデルは少しでも複雑さを加えるとすぐに崩れ始めます。
問題は、トークンが金融界における無記名証券のデジタル版に相当することです。彼らはきめ細かな権利を獲得することができないのです。たとえば、株式の場合、所有者は譲渡する権利を持ち、株式登記簿は分割または合併する権利を持ちます。
暗号通貨や同様のトークンは、この種の権利を取得しません。 そして、議決権などの企業活動に関してはさらに複雑になります。このようにして、トークンベースではない抽象化レイヤーを考え出す必要があることがわかりました。それは非常に困難であることが判明しました。そうは言っても、私たちが最終的に維持することになったビットコインの要素の 1 つは、各トランザクションがコントラクトを消費してから新しいコントラクトを作成する状態管理モデルです。
もう 1 つの大きな啓示は、彼らが取り組んでいる問題は技術的な問題ではなく、増大し続ける複雑さによる一般的な負担であるという認識でした。
つまり、教育機関自体が導入できるカスタム ソリューションを構築するのではなく、各教育機関のプログラマーが独自のソリューションを作成するために使用できるツールを作成することに重点を置く必要があります。
これにより、すべての取引先間で一貫性を確保するための同期層の作成と、それを契約言語とシステム機能を十分にサポートする抽象化層で補完することに重点が移り、各機関の開発者がビジネス ロジックに集中できるようになりました。より伝統的なプログラミングの問題について。
すべてをまとめた後のアーキテクチャはどのようになりますか?
多数のコンポーネントがありますが、抽象台帳モデルと呼ばれるものから始めましょう。これは、あらゆる種類の台帳 (分散型台帳、従来のデータベース、グラフ データベース、イベントを意味します) で DAML アプリケーションを実行するための実装可能な仕様です。ストリームや、まだ考えていないものまで。
明らかに、当社には独自の分散台帳プラットフォームがありますが、PostgreSQL や VMware などの他の永続化レイヤーの実装によっても補完されています。
DAML エンジンと呼ばれるものもあります。
DAML は当社の契約言語であり、マルチパーティ ワークフローでの安全性を提供するために構築されていると考えることができますが、DAML エンジンはその言語で書かれた契約の解釈を提供するものです。また、分散台帳の現在の状態に作用する承認されたコマンドが、DAML で記述されたコントラクト セマンティクスと一致する新しい状態をもたらすことも保証します。これらのレイヤーはすべて、台帳サーバーと呼ばれるもの内にあります。
台帳サーバーは、DAML プログラムのランタイム環境とともに抽象台帳モデルを実装する交換可能なコンポーネントです。 現在、他の台帳プロバイダーは、オープンソース化した統合キットを使用して、同じ DAML 抽象化と API を実装しています。
これにより、ユーザーは独自の要件やベンダーの好みに応じて異なるブロックチェーンを選択できるようになります。
とにかく、今日の銀行の世界に話を移すと、現在相互化されたワークフローを備えている金融機関のネットワークをすべて調べてみると、フレームワーク、抽象化レイヤー、インフラストラクチャの相互化は見つかりません。
優れたアイデアを持った人が新しいシステムを迅速に展開し、それを繰り返し実行したり、アップグレードしたりするために使用できるものは何もありません。
つまり、誰かが、例えば医療分野で決済取引相手のリスクを軽減するために使用できる可能性のある金融イノベーションを思いついたとしても、現時点ではそれを導入する簡単な方法はありません。
しかし、すべての大企業が、インフラストラクチャを相互利用する分散型ネットワークの 1 つに参加している世界に陥った場合、人々はこの種のアイデアを非常に迅速に繰り返すことができるでしょう。基本的に、彼らは新しい製品を提案し、スマートコントラクトとして展開できるでしょう。
その影響は、これまでイノベーションの導入が遅れていた一部の大規模産業において特に重大となる可能性がある。そこには大きな可能性があると思います。
話は変わりますが…、
Rippleの強み
異なる元帳を同期（RippleNet）し、即時に支払いを効率化できる。さらに、デジタル資産XRP の活用により、リアルタイムの流動性を調達できる。
RippleNet＝独自の内部元帳を抽象化（共有化）
相互にシームレスに決済できる
「世界中にリアルタイムで移動して決済できる資産は実際にはありません」とトーマス氏は言います。「XRPはこのユースケース向けに設計されています。関連する規制に準拠したブリッジ資産です。ビットコインを使用することもできますが、企業での使用にはあまり適していません。」
”XRPの存在意義”
すべての地域を超えて送信できる
世界共通のデジタル資産
米ドル決済では、FRBや銀行を信頼する必要があるが、XRPなら何を信頼する必要もなく、XRP元帳上で資産を直接確認することができる。信頼が必要なく、コストもかからない決済方法。
ーSBIは、2022年、DigitalAsset社に出資
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