RippleNetを採用する4つの利点
【将来展望/最新情報/戦略】
このページでは、シンプルに…、
①RippleNetを採用する4つの利点
②将来展望/最新情報/戦略
について、わかりやすく解説をおこないます。
4つの利点(強み)がある
RippleNetが採用される利点は4つあります。その「4つの利点(強み)」について、このページではっきりと理解できるようになります。
▼このページを書いた人
たまき よしひこ/投資家
人生攻略.com代表の「たまき」です。
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RippleNetの4つの利点(強み)について、見ていきましょう。
RippleNetを採用する、4つの利点【優位性】
『RippleNetを採用する、主な利点4つ』として、つぎのとおりです。
✓RippleNetを採用する、主な利点
(※LoC=Line of Credit)
シンプルですが、かなり重要なポイントです。
それぞれ、見ていきましょう。
1.顧客に優れたサービスを提供できる
RippleNetは、高度な暗号化技術を採用した、最先端の決済サービスです。
RippleNetを採用することで、顧客に優れた決済サービスを提供できます。
ですから…、
2.最先端の決済サービスにより、コストを削減できる
RippleNetは最先端のブロックチェーン技術を活用しています。
これにより、決済にかかるコストを33%削減することができます。
(※支払いオペレーション および 流動性管理、バーゼルⅢ にかかるコスト)
さらに、XRPを活用することで最大60% 決済コストが削減できます。
(※財務オペレーション および 流動性管理 にかかるコスト)
XRPに十分な流動性がない初期の状況でも42%のコスト削減効果があります。
ですから…、
3.ODLにより、事前資金調達を排し、LoCを活用できる
ODL(オンデマンド流動性)は、暗号資産XRPを活用します。
これは、オンデマンドにXRPの流動性を調達するしくみです。
これにより…、
- ①事前資金調達が必要なくなる
- ②さらに、無料の運転資金(LoC)が使える
(※LoC=Line of Credit)
XRPを借りて送金できるしくみです。
ですから…、
4.ネットワークパートナーを、簡単に見つけられる
RippleNetは、共通のルールブックに従っています。
ですから、RippleNetの顧客は国際送金のパートナーを、ネットワーク上でかんたんに見つけることができます。
ですから…、
このように…、
RippleNetを採用する、主な利点として
- ①顧客により良いサービスを提供できる
- ②より低コストな決済インフラ
- ③パートナーと簡単に接続できる
この3つの理由があります。
これが、RippleNetの強みです
これらの理由により…、
RippleNetを採用している事業者:一覧
詳細は別ページで解説
RippleNetを採用している事業者として…、
✓決済・金融メッセージングソフトウェア
- Volante(ヴォランテ):米国の決済ソリューション業者
- Finastra(フィナストラ):金融機関・企業に財務管理ソリューションを提供
- Earthport(アースポート):2019年にVISAにより買収。2020年資料でもRipple決済への接続は提示されている。※
- TAS Group:金融メッセージングプラットフォームを提供。欧州Target-2プラットフォームの中心的なGateway。
- ACIWorldWire:米国のSWIFTトラフィックの30%を処理、エンタープライズ支払いプラットフォームを提供
- FIS:RippleNetを統合
- ECS Fin:RippleNet接続を提供
これらの主要な『決済・金融メッセージングソフトプロバイダー』が、RippleNetを統合しています。
✓決済プロバイダー
- CurrencyCloud:RippleNetを活用
- Tranglo:RippleNetを採用、ODLを拡大
- NIUM:RippleNetを活用
- Novatti:オーストラリアの決済プロバイダー
- TransferGo:大手決済プロバイダー
- CurrenciesDirect:RippleNetを採用
- など…。
これらの『主要な決済プロバイダー』が、RippleNet:ODLを採用しています。
このように…、
RippleNetの将来展望/最新情報/戦略
RippleNetの将来展望/最新情報/戦略 として、つぎのとおりです。
✓RippleNetの将来展望/最新情報/戦略
✓その他
- XRP元帳 DeFi活用
- XRP元帳 NFT
- EthereumVM SideChain
それぞれ、見ていきましょう。
Ripple社から直接XRPを調達
Ripple社から、直接調達する
Ripple社2021Q3XRP市場レポートによると…、※
- Rippleから直接オンデマンドでXRPを調達する顧客が増えている
- Rippleは貸借対照表または市場からXRPを調達します
この2つの表記があります。
つまり、RippleNetのODL顧客は、取引所を介さずに直接Ripple社からウォレットでXRPを購入して、ODLコリドーの送金をおこないます。
⇩ ⇩ ⇩
将来的には、金融機関による専用のXRP市場がうまれることが予測されています。※
このように…、
マルチ通貨ウォレット接続
シンプルな、マルチ通貨ウォレット接続
RippleNetへの接続はすべて、将来的には…、
- ①すべての基本サービス
- ②暗号資産と法定通貨の両方をサポート
この2つの機能をもつ”マルチ通貨ウォレット”により、おこなわれる予定です。※
マルチ通貨ウォレットの採用による、メリットとして…、
- ①RippleNetの顧客は、常に最新の状態を維持できる
- ②シームレスに、新しいサービスを追加できる
- ③暗号資産、ステーブルコイン、トークン化資産を保管できる
この3つがあります。
さらに…、
- ④ウォレットを活用して、オンデマンドにXRPを調達できる
- ⑤オンボーディングプロセスの簡素化
- ⑥単一ウォレットにより、新しいパートナーや通貨が迅速に拡大できる
これが、マルチ通貨ウォレットによるRippleNetのベネフィットです。
このように…、
※予測:2022年-初期の採用 2023年-本格スタート 2025年-本格採用
LoCで、事前資金なしで事業を拡大
事前資金なしで、送金をスタート
RippleNetのエンドカスタマーは、SMEやFintechです。
SMEやFintechは、ビジネスを拡張するための資本を欠いています。
これを、RippleNet ODL の LoC が解決します。
(※LoC=Line of Credit:信用払い)
これにより…、
- ①SMEやFintechがRippleNetを活用する「インセンティブ」になる
- ②RippleODL(XRP市場)に、流動性が生まれる
この2つのメリットがあります。
LiquidityHub。マルチ通貨ウォレットの試験版か?
2022年に、企業向けリリース
LiquidityHubは、マルチ通貨対応ウォレットのRipple製品です。
企業向けに、デジタル資産の売買・保管サービスを提供します。
具体的には…、
- ビットコインATMを活用する企業
- 個人向けに、暗号資産の売買・保管を提供する企業
- など
これらの企業が採用することができます。
✓LiquidityHubを採用するメリット
- ①スマートオーダールーティング(最適価格で調達)
- ②幅広い流動性プールへ、シンプルな単一のAPI接続
- ③事前資金調達要件の排除(おそらくLoC的なもの)
この3つのメリットがあります。
これにより…、
- ①企業は、低コストでかんたんにデジタル資産を提供できる
- ②Ripple社は、流動性を拡張できる
※ちなみに、XRP元帳SideChainプライベート財布の活用かと。
XRP元帳SideChainと、その活用
FederationSideChain
XRP元帳に、SideChain機能が実装されます。※
- 2021年Q4:SideChainを実装予定
- 2022年H1:開発者ツールを公開予定
これにより…、
- ①CBDCプライベート元帳
- ②RippleNet専用、マルチ通貨ウォレット
- ③XRP元帳 NFT
- ④XRP元帳 スマコン・DeFi
これらのXRP元帳活用が予測できます。
このように…、
- ①SideChainによる、Ripple社ビジネスインフラの進化
- ②DeFi・スマコンなど、あらたなユースケース
この2つのメリットがあります。
トークン化資産
LiquidityHub:すべては財布から
Ripple社は、企業にデジタル資産ウォレットを提供できる、独自のポジションにあります。
将来的には、株式、芸術、不動産、知的財産、まで、世界のGDPの10%が2027年までにトークン化されると予測されています。(世界経済フォーラム)※
RippleNetは、将来的には「マルチ通貨ウォレット」を採用します。
これは、すべて同じ基本サービスを含み、機能は常に最新にアップデートされます。
(※おそらく、プライベートXRP元帳SideChainウォレットかと。)
XRPによる、直接決済
必要な流動性を、XRPで調達
ODLの実装の仕様として…、
- ①送金に必要な流動性を、XRPでウォレットに保管
- ②サードパーティから、為替レートを取得
- ③保障為替レートで、XRPを送信する
- ④スリッページプールから、偏差を補充する
※取引所にて、必要な流動性の調整(リバランス)をおこなう
このような仕様が、OnDemand Liquidity の特許で示されています。
つまり…、
- ①決済に必要な流動性を、XRPで保管する
- ②送金に必要な金額を、リアルタイムにXRPで決済
これにより、国際送金決済が効率化します。
このように…、
このように…、
RippleNetの将来展望/最新情報/戦略として…、
✓RippleNetの将来展望/最新情報/戦略
これらの項目が期待されています。
その他、XRP元帳の活用
その他のXRP元帳活用
その他、XRP元帳の活用として、つぎのとおりです。
✓その他
それぞれ、見ていきましょう。
XRP元帳 DeFi活用
技術的には、FederationSideChainはXRP元帳とはまったく別で検証される元帳です。
Ripple社CTO DavidSchwartz氏によると…、※
- EthereumVirtualMachineチェーンが、実装されます
- 最もエキサイティングなのは、分散型ファイナンス
David氏は、スマートコントラクトをXRP元帳に移行することで、DeFi開発者の参入障壁がさがると確信しています。
このように…、
XRP元帳 NFT
Non-Fungible Token
XRP元帳SideChainに、NFT機能が実装されます。※
(※NFT=Non-Fundible Token)
世界経済フォーラムによると、2027年(今から6年後)には世界のGDPの10%がトークン化すると予測されています。
XRP元帳SideChainにより、ガス料金とMint(鋳造)の料金が抑えられ、理想的なNFTプラットフォームと言えます。
NFTユースケースとして…、
NFT クリエイターファンド
2億5000ドル
Ripple社は、2億5000万ドルの(NFT)クリエイターファンドを組成しています。※
これにより、XRP元帳を統合したクラス最高のNFTエクスペリエンスを実現させようとしています。
NFTファンドの出資先として、すでに…、
- ①mintNFT
- ②Mintable
この2つのNFT市場プラットフォームへ出資しています。
(※XRP元帳を統合します。)
VSAPartnersは、Ripple社のプレミアエージェンシーパートナーです。
このように…、
EthereumVM SideChain
EthereumスマコンChain
Ripple社のチームは、XRP元帳SideChain上にEthereumVMサイドチェーンを開発しています。※
EthereumVirtualMachineは、Ethereumのスマコンを実行するための仮想マシンです。
このように…、
RippleNetの価値・優位性
RippleNetの強み・やっていること
RippleNetはもともと、異なる価値ネットワークを相互につなぎ合わせる『価値のインターネット』の実現を目的として活動をおこなっています。
現在のRippleNet:ODLの主要なユーザーは、『決済プロバイダー/為替決済インフラ事業者』による、個人 および SME の国際送金決済 がメインです。
また、その用途は内部財務管理にまで拡大してきています。
- 東南アジア・MENA地域での主要なODLの採用(NIUM、CurrencyCloud、Novatti、など)
- 異なる送金決済ネットワークを相互につなぎ合わせる
- 個人・SME送金 および 内部財務管理 のユースケース
個人、およびSME向けの決済プロバイダー(NIUM、CurrencyCroud、Tranglo、など)のネットワークを相互接続し、決済の相互運用性を提供しています。
RippleNetの価値
RippleNetの価値は、主要な要素の組み合わせに由来します。
- ①標準化された強力なテクノロジー。
- ②銀行と決済プロバイダーのグローバルネットワーク。
- ③一貫した一連のルールと標準、および業界リーダーの諮問委員会で構成されるガバナンス構造。
RippleNetに参加するには、メンバーとユーザーの両方がRippleとの契約に署名し、ルールブックに概説されているルールと基準に従います。
これにより、非効率的な二国間契約が不要になります。
RippleNetの技術
送信中のデータ:xCurrentを使用して送信されたデータは、HTTPSを使用して安全に転送され、SSL暗号化によって保護されます。 さらに、RippleはOAuthとクライアントSSL証明書認証の組み合わせを使用して、接続とエンドポイントを保護します。 データには、トランザクションの一部である銀行のみがアクセスできます。
保存データ:支払いに関連する銀行のみがデータにアクセスできるため、これらの銀行は顧客データとトランザクションレコードの管理を維持し、IT、サイバーセキュリティ、およびデータ保護の基準に従ってこの情報を保存します。
このように…、
鍵となる利点
顧客の獲得と維持を強化する:
支援チャネルと支援なしチャネルの両方で、高速、オンデマンド、費用効果が高く、追跡可能なグローバルな支払いを特徴とする小売および企業の顧客に新しい製品とサービスを提供することにより、既存の顧客に再び働きかけ、維持する機会を提供します。
RippleNetの摩擦のない支払いエクスペリエンスは、オンラインのノンバンク支払いプロバイダーからの仲介を軽減します。
このソリューションは、顧客獲得を促進するための重要な競争上の優位性とプロモーションに値する製品です。
運用コストの削減:
xCurrentの双方向メッセージングを使用すると、銀行は、送信者、受信者、手数料、料金、配達見積もり、および支払いステータスに関する情報をより効率的に交換して、国際的な支払いを処理するための運用コストを削減できます。
xCurrentがSTPレートを上げ、SWIFT手数料をなくすことができるため、支払い処理コストが大幅に削減されます。
財務運用コストは、機内資本要件、流動性コスト、カウンターパーティリスクおよびコンプライアンスコストを下げることによって削減されます。
即時確認とリアルタイムの流動性監視を提供するxCurrentの機能により、調整コストが削減されます。
RippleNetの今後
- マルチ通貨ウォレット接続
- トークン化の未来に
- LiquidityHub
あらゆる資産のトークン化の需要が高まっており、Ripple社は2022年より『LiquidityHub』のサービス提供を開始する予定です。
- トークン化の未来に向けて※
オンデマンド流動性が真価を発揮
オンデマンド流動性が最も価値を発揮するビジネスは『PSPとデジタルファースト銀行』である。
これらは、送金、e-コマース、SME支払いを専門とする銀行です。
ODLの拡張:Line of Creditを導入
2020年10月に、Line of Credit が導入。
RippleNetを採用するメリット・優位性:
RippleNetの強み:
- 優れたエンドカスタマーエクスペリエンス
- 簡素化されたネットワークパートナー
- 流動性管理ソリューション
- 与信枠
- リアルタイム支払いを可能にする最先端のインフラ
機械学習・AIによる流動性管理※
RippleNetの顧客
国境を越えた支払い
決済・金融メッセージング
ソフトウェア
銀行・金融機関の国境を越えた支払いは、Finastra、FIS、Volante、といった ”決済・金融メッセージングソフトウェア” により、おこなわれます。
これは、バックグラウンドの決済ネットワークと銀行のシステムを接続するためのソフトウェアです。
PSP:支払いサービス
プロバイダ
PSPは、フロントエンドで加盟店(マーチャント)と『複数の決済ネットワーク』のシステムを仲介し、契約・接続・運用・障害対応まで、包括契約でサポートをおこなう。
PSPのサービスと立ち位置
支払いサービスプロバイダ
※veritrans資料
加盟店(マーチャント)と、支払いネットワークを接続する。
『システム連携・障害対応』などを、包括契約で提供する。
『契約・入金』まで、ワンストップで提供する。
PSPは、複数の決済事業者を取りまとめる。
契約・接続・運用・障害対応まで、包括でサポートする。
このように…、
PSPは、複数の決済ネットワークへの接続を提供します。
例:銀行決済、クレジットカード決済、電子ウォレット、など
PSPの例
- Adyen
- Cybersource
- WePay
- Alipay
- Square
- Authorize.net
- など
▼このページを書いた人
たまき よしひこ/投資家
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