リップルのLiquidityHubとは何か?
という疑問があるかと思います。
その仕組み4つをわかるように解説します。
リップル流動性ハブLiquidityHubとは何か?
▼リップルのLiquidityHubとは何か?
- 暗号資産(デジタル資産)の売買・保管
- ウォレットでNFTなどの資産を保管できる
- シンプルなAPI接続・独自ウォレットシステム
- ステーキングやイールド生成の機能実装(予定)
それぞれ、みていきましょう。
1.暗号資産(デジタル資産)の売買・保管
最適な流動性と安全な保管(カストディ)を提供する
リップル:流動性ハブ
リップルのLiquidityHub(リクイディティハブ)は、エンタープライズ企業に「デジタル資産の最適な流動性・安全な保管」を提供します。
▼最適な流動性(Liquidity)の提供:
たとえば、Twitter社やGoogle(Alphabet社)などが大規模に暗号資産を保管・売買したいと考えた時に問題となるのが…、
- ①最適な価格で、暗号資産を取得・売買したい
- ②コストをかけずに、安全に暗号資産を保管したい
☞自社開発の手間と、維持コストをかけずに
安全に暗号資産の売買・保管を提供できるか?
この課題を解決するのが、リップル流動性ハブ(LiquidityHub)です。
”最適な流動性(売買)”と”安全な保管”の提供
これまでリップル社が10年かけてやってきたことは、世界中の暗号資産取引所、マーケットメーカー、OTCデスクと取引して、
”最適な暗号資産の流動性を引きだすこと”です。
▼最適な流動性と安全な保管を提供できる
(※企業名はあくまで一例です。)
エンタープライズ企業は、自社で暗号資産の売買システム・保管(カストディ)をおこなうのではなく、コストをかけずにリップル社の流動性ハブを採用したいと考えるでしょう。(なぜなら、リップル社が暗号資産の専門家であれり、自社でシステムを構築するより保守・管理コストが安く済むからです。)
まずは「BTC・ETH・LTC・XRP・BCH」などの主要通貨からはじめて、NFTやその他のあらゆるデジタル資産まで拡張していく予定です。
2.ウォレットでNFTなどの資産を保管できる
現在、エンタープライズ企業からのNFT需要は莫大です。
リップル社でもNFTに
急速な対応を進めています
- ①XRPLedgerに、NFT機能を追加する(2022年)
- ②NFT向けに、2億5000万ドルを拠出(クリエイターファンド)
- ③NFT企業・マーケットと提携、LiquidityHubでもNFT対応
リップル社のAsheeshBirla
流動性ハブのトークン化資産に言及
シンプルなAPI接続で安全な保管(カストディ)、取引ができるリップル社のソリューション「流動性ハブ(LiquidityHub)」を採用したい企業が山ほど出てくる可能性があります。
つまり…、銀行のバックグラウンドでは「RippleNet」が採用され、企業の暗号資産サービスのバックグラウンドでは「LiquidityHub」が採用される未来です。
3.シンプルなAPI接続と、独自のウォレットシステム
システムは合理化されたAPIで接続され、保守・管理の手間をかけずに運用できます。資産の保管(カストディ)・決済については、リップル社の独自ウォレットシステムによるシンプルな接続により、あらゆる資産を低コストでスムーズに安全に取引・売買することができます。
効率的な低コスト取引・決済システム
- システム統合 ☞ 合理化されたAPI接続
- 暗号資産の取引・決済 ☞ シンプルなリップル社のウォレット接続
システムはAPIで接続し、取引はリップル社のウォレットによりあらゆる資産を取引・決済できます。
4.ステーキングやイールド生成の機能実装(予定)
さらに将来的には、LiqidityHubによるステーキングやイールド(金利)生成機能の実装も予定されています。
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