リップル:XRP元帳フェデレーション
サイドチェーン戦略とは?
このページでは、シンプルに…、
リップル:XRP元帳フェデレーション
サイドチェーン戦略とは何か?
について、わかるように解説をおこないます。
※※フェデレーションサイドチェーン※※
フェデレーションペグとは、連邦制(Federation)により、異なる元帳上の資産に相互運用性をもたらす技術のことです。
フェデレーションサイドチェーン技術とは何か?については、こちらのリンク先をごらんください。
このページでは『リップル社のXRP元帳サイドチェーン戦略』について、わかるように解説をおこないます。
その要点をまとめると..、
XRP元帳に新機能が追加される:
XRP元帳による、DeFiが実現する:
XRP元帳フェデレーションサイドチェーンにより、XRP元帳によるDeFi(分散型金融)が可能となります。
これまで、XRP元帳はシンプルな決済用元帳として、機能を最低限にとどめてきました。
しかし、XRP元帳フェデレーションサイドチェーンの実装により、XRP元帳によるスマートコントラクト・DeFiを実現することができます。
XRP元帳に、ラップドトークンが導入できる:
XRP元帳に、フェデレーションサイドチェーンを実装することにより、XRP元帳とシームレスに互換性のある
『ラップドトークン(担保付トークン)』を導入することができるようになります。
これにより、XRP元帳上で『BTC・ETH・LTC・その他、あらゆる暗号資産(仮想通貨)』を取り扱うことができるようになります。
XRP元帳に、CBDCを導入できる:
Ripple社は、中央銀行向けに『CBDCプライベート元帳』を開発しています。(※CBDC:中央銀行デジタル資産)
XRP元帳サイドチェーンにより、CBDCを導入することができるようになります。
XRP元帳に、NFTトークンが導入できる:
Ripple社は、NFTのためのクリエイターファンドに2億5000万ドルを出資しています。
XRP元帳フェデレーションサイドチェーン技術により、XRP元帳にNFTトークンが導入できます。
XRP元帳による、証券トークン取引が実現できる:
XRP元帳サイドチェーンにより、XRP元帳に証券トークン取引用の独自チェーンを導入できます。
このように、XRP元帳サイドチェーンにより…、
- ①スマートコントラクト・DeFiの実装
- ②あらゆる資産のトークン化/ラップドトークン
- ③CBDCプライベート元帳の実装
といった、『別次元のXRP元帳の活用』が可能となります。
このページでは、さらにわかるように深掘りして解説をおこないます。
▼このページで解説する内容
それぞれ、見ていきましょう。
▼このページを書いた人
たまき よしひこ/投資家
人生攻略.com代表の「たまき」です。
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※もくじから、一覧を確認できます。
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リップル:XRP元帳フェデレーションサイドチェーン戦略とは何か?
『リップル:XRP元帳フェデレーションサイドチェーン戦略とは何か?』と言えば、つぎのとおりです。
XRP元帳に、新機能を追加する:
このページの冒頭でも述べたとおり…、
- ①スマートコントラクト・DeFiの実装
- ②XRP元帳に、ラップドトークンを導入
- ③あらゆる資産を、トークン化する
- ④XRP元帳に、CBDCを導入する
これらの革命的な新機能を、XRP元帳に追加することができるようになります。
フェデレーション=連邦制
フェデレーション=連邦制 のことであり、連邦制とは中央政府(XRPメイン元帳)とより小さな内政(サイドチェーン元帳)により成り立つ仕組みのことです。
中央のXRP元帳メインネットを、オープンな相互運用性レイヤーとして、許可制のプライベート元帳や、トークン化資産など、
あらゆる元帳が「Federatorソフトウェア」を介して、XPR元帳とシームレスに相互運用可能になる仕組みです。
XRP元帳フェデレーションサイドチェーンの仕組み:
『XRP元帳フェデレーションサイドチェーンの仕組み』としては、つぎのとおりです。※ ※
XRP元帳フェデレーション
サイドチェーンの仕組み:
XRP元帳上のアセットを、サイドチェーンで活用:
- XRP元帳には、ネイティブに無制限のトークン発行機能があります。さらに、マルチ署名ウォレット機能に対応しています。
- XRP元帳メインネットで発行した資産・またはXRPを、フェデレーターによるコピートランザクションを介してサイドチェーン上に送信することができます。(※メインネットでは資産がロックされます。)
(※逆に、サイドチェーン上のネイティブアセットをXRP元帳メインネット上に送信することができます。) - フェデレーションサイドチェーンでは、ドアアカウントを活用し、フェデレーターがミラートランザクションを作成する仕組みです。
このように、XRP元帳メインネット上に発行された資産(またはXRP)を、シームレスにサイドチェーン元帳上で活用することができるようになります。
サイドチェーンのバリデーターは独自に設定され、独自の機能を追加することができます。
XRP元帳フェデレーションサイドチェーンにより、リップル社は新たな製品を実現できる
『XRP元帳フェデレーションサイドチェーンにより、リップル社は新たな製品を実現できる』としては、次のとおりです。
CBDC、XRP以外の暗号資産(仮想通貨)、その他あらゆる資産トークン:
プライベートXRP取引:
機関向けに、XRP元帳のプライベートネットワークを構成することにより、ほぼゼロコストで瞬時にXRPを取引することができるようになります。
特にRipple社製品など、企業・金融機関むけ製品において、プライベート元帳によるXRP取引が有効になる可能性があります。
CBDCプライベート元帳:
CBDCプライベート元帳では、XRP元帳フェデレーションサイドチェーン技術により、中央銀行のCBDC発行用のプライベート元帳を実装することができます。
リップルLiquidityHub:
リップル リクイディティハブ(LiquidityHub)では、BTC・ETH、その他あらゆる暗号資産(仮想通貨)およびトークン化資産を取り扱うことができます。(※計画中)
エンタープライズ向け DeFi:
XRP元帳フェデレーションサイドチェーン技術によるDeFiの実現により、リップル社は規制に準拠したエンタープライズクラスのDeFi製品を発表する可能性があります。
XRP元帳に、NFTトークンが導入できる:
Ripple社は、NFTのためのクリエイターファンドに2億5000万ドルを出資しています。
XRP元帳フェデレーションサイドチェーン技術により、XRP元帳にNFTトークンが導入できます。
XRP元帳による、証券トークン取引が実現できる:
XRP元帳サイドチェーンにより、XRP元帳に証券トークン取引用の独自チェーンを導入できます。
(※ただし、こららは将来的な実装予測となります。)
技術的には、XRP元帳フェデレーションサイドチェーンは、XRP元帳メインネットとは完全に独立して検証される独自バリデーターを持つ元帳であり、
完全な許可制の元帳、完全にパブリックな元帳、PoWブロックチェーン元帳、その他いずれの元帳でもフェデレーションペグを実装することができます。
リップル社のサイドチェーン戦略
『リップル社のサイドチェーン戦略』としては、つぎのとおりです。
リップル社のサイドチェーン戦略:
企業・銀行顧客の優位性を活用:
すでに、リップル社の国際送金決済ネットワーク「RippleNet」において、企業・銀行がリップル社の顧客としてパートナーシップを深めています。
この独自の立場を活用することにより、XRP元帳フェデレーションサイドチェーン元帳のエンタープライズ活用を進めることができます。
※これは、ほかのブロックチェーンプロジェクトにはない大きなアドバンテージとなる可能性があります。
LiquidityHubで、流動性を獲得:
リップル 流動性ハブ(LiquidityHub)では、企業・金融機関向けに暗号資産(仮想通貨)およびトークン化資産サービスを提供していく予定です。
これにともない、XRP元帳フェデレーションサイドチェーン資産に流動性をもたらすことができる可能性があります。
このように、リップル社がもつ独自の立場を活かすことにより、規制に準拠しつつ、XRP元帳のユースケースを拡張することができます。
独自のAMM(自動マーケットメイキング)実装:
『独自のAMM(自動マーケットメイキング)実装』については、つぎのとおりです。
独自のAMM(自動マーケットメイキング)実装:
独自のAMM機能が実装される可能性:
XRP元帳の統合型分散取引所は、初期からネイティブに実装されているDEXであり、独自のAMM(自動マーケットメイキング)機能により、ゲームチェンジャーになる可能性があります。※
このように、XRP元帳には独自のAMM(自動マーケットメイキング)機能が実装される可能性があります。
XRP元帳フェデレーションサイドチェーンの実装タイムラインはいつ?
『XRP元帳フェデレーションサイドチェーンの実装タイムライン』としては、つぎのとおりです。
XRP元帳フェデレーションサイドチェーンの
実装タイムライン:
- 2021年11月:RippleXは、XRPLedger v1.8リリースで XRP LedgerMainnetにフェデレーションサイドチェーン実装を提案します。
- 2022年上半期:RippleXは、フェデレーションサイドチェーンをかんたんに作成、起動、テストし、クロスチェーントランザクションを追跡するための開発者ツールを導入します。
このように、XRP元帳フェデレーションサイドチェーンは2022年上半期に実装される予定です。※
(※現在、XRP元帳開発者ネットワーク(Devネット)でサイドチェーンを利用可能です。)
リップル XRP元帳フェデレーションサイドチェーン戦略:まとめ
このページで解説したとおり…、
リップル XRP元帳
サイドチェーン戦略:まとめ
XRP元帳により、DeFiが実現する:
Ripple社CTO:DavidSchwartz氏は、XRP元帳による独自AMM機能の実装を提案しています。
さらに、リップル流動性ハブでは将来的な『イールドファーミング』の提供を予定しており、XRP元帳によるエンタープライズクラスのDeFiが実現する可能性があります。
XRP元帳に、ラップドトークンが導入できる:
XRP元帳サイドチェーン技術により、機関クラスの安全なカストディによるラップドトークンが導入できる可能性があります。
XRP元帳フェデレーションサイドチェーンは独自の許可制プライベート元帳を導入できるため、活用できる機能の可能性は無限大です。
XRP元帳サイドチェーンは『フェデレーション』:
XRP元帳のサイドチェーンは『フェデレーション』により実現します。
メインチェーンとサイドチェーンの『ドアアカウント』により、ミラートランザクションでつなぎ合わせる仕組みです。
XPRメインネット上に発行した資産を、サイドチェーン上で活用することができます。
このように、XRP元帳にフェデレーションサイドチェーン技術が導入されることにより、これまでのXRP元帳のシンプルな決済機能に縛られない、
独自の利用目的にあわせた最適なブロックチェーン元帳を、XRP元帳メインネットとシームレスに取引できる形で運用することができます。
これにより、
- ①XRP元帳ベースの規制に準拠したDeFi
- ②XRPによる、スマコン・DeFi活用
- ③XRP元帳による、NFT
これらの『革新的な機能』にシームレスに柔軟に対応することができるようになります。
補足:リップル社の戦略変更(インターレジャーからサイドチェーンへ)
補足として…、
従来、Ripple社はインターレジャー技術により、R3 Corda や Hyperledger といった貿易金融・資本市場むけブロックチェーンとの相互運用性を確保する戦略がありました。
しかし…、
2021年~2022年のXRP元帳フェデレーションサイドチェーンの実装により、これらの元帳インフラもXRP元帳サイドチェーンとして提供できる戦略を拡大していく可能性があります。
つまり…、
▼このページで解説する内容
▼このページを書いた人
たまき よしひこ/投資家
人生攻略.com代表の「たまき」です。
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- XRP元帳によるDeFi
- XRP元帳によるイーサリアム仮想マシンEVM
- インターレジャー戦略からの路線変更?
- 補足:資産トークン化のメリット
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